AIの活用

会社設立のブログでも触れたのですが、会社を作る際AIには大変お世話になりましたが、製造業におけるAIの活用は実に多岐に
わたっています。

・検品や外観検査

・計器の読み取りやデータ収集

・プラントや産業用ロボットの制御

・製造パラメータの記録や分析

・画像解析による異常検知

・ピッキングの支援

・人の動きに基づく技術の再現

・マニュアルの作成

・社員教育

等々、少しネットを調べただけでも、様々な活用事例が出てきます。

これだけコアな業務に使用されているということは、運用開始前に相当な検証が必要だったことでしょう。

ここで、少し気になるのは、運用開始前には正しく動作していたとしても、運用中にウイルス等によっておかしな動きをすることは
ないのかということ。

早速、AIに、コンピュータウイルスに感染する可能性があるか聞いてみたところ、次のような回答がありました。

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AI自体がコンピュータウイルスに感染することは通常ありませんが、AIを実行するシステムやプラットフォームがウイルスに感染する
可能性はあります。いくつかの観点から説明します。

1. AIモデル自体はウイルスに感染しない

AIは基本的に数学的なモデルやアルゴリズムの集合体であり、実行可能なプログラムとは異なります。例えば、ニューラルネットワークの
重みやパラメータがウイルスに感染することはありません。

2. AIを実行する環境はウイルスに感染する可能性がある

AIを動かしているコンピュータやクラウドサーバーのOS、ソフトウェアがウイルスやマルウェアに感染すれば、AIの動作に影響を与える
可能性があります。例えば:

  • AIの学習データやモデルが改ざんされる
  • AIの出力が意図的に操作される
  • AIの動作が停止する、または異常な動作をする

3. AIを標的にした攻撃の可能性

AI自体がウイルスに感染することはないとしても、AIを悪用する攻撃手法は存在します。

  • データポイズニング攻撃:AIが学習するデータに悪意のあるデータを混ぜて、誤った判断をさせる。
  • モデルハッキング:AIモデルの脆弱性を突いて、望ましくない動作を誘発する。
  • アドバーサリアルアタック(敵対的攻撃):AIが誤認識するような特殊な入力データを作成し、AIを騙す。

結論

AI自体はウイルスに感染しませんが、それを動かすシステムやデータは攻撃の対象となる可能性があります。そのため、AIを運用する
際には、適切なセキュリティ対策が必要です。

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“AI自体がコンピュータウイルスに感染することは通常ありません” の“通常”という言葉が少し気になってしまいました。(無いことは無い?)

細かい言い回しはさておき、AIの活用にセキュリティ対策や定期的な動作確認が不可欠だということをあらためて感じました。

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